ヌマ日記

想像力と実感/生活のほんの一部

少しずつ知り合っていく[2020年6月14日(日)雨のち曇り]

8時ごろ起床。恋人が寝ている間に日記を書いたり、英語の勉強をしたり。食パンを切らしており、パックのご飯を食べるのも気が引けて、かつオートミールも気分ではなかったので、朝ご飯はソーセージとゆで卵。ゆで卵は昨日冷麺を作る時にまとめて茹でておいたもの。自分としてはけっこうテンションが上がる朝食だったのだが、途中起きてきた恋人になぜか笑われた。

13時ごろ昼食。その後恋人は仕事のリサーチも兼ねて新宿へ行くという。私もついていこうか迷ったが、色々と読みたい本もあるので家に残る。途中で寝落ちたりしながら多和田葉子『星に仄めかされて』を読み終え、先日買った伊藤佑弥・僕のマリ『2人の2月』。それから滝口悠生『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』。

滝口さんの本は世界中の作家や詩人がアメリカのアイオワ大学に集まって行われる「インターナショナル・ライティング・プログラム(IWP)」という、約10週間の滞在型プログラムの記録。これは柴崎友香さんなども過去に参加したことがあって、その経験は『公園へ行かないか?火曜日に』という連作小説(未読)になったようだけど、滝口さんは創作ではなく日記。最初は作家たちはお互いの文化やこれまでに触れてきた/書いてきたもの、感情の表し方もわからない。推測したり、言葉を交わしたりしながら距離を縮めていく。「何も知らない」という前提に立ち、相手を尊重しながら少しずつ知り合っていくのは、人間関係の理想を見ているようでまぶしい。コロナで人と会えなかったせいもあるけど、最近はこんな風に誰かと関係を深めていくことをあまりしていない気がする。私にしては珍しく、人間関係を広めたいような気持ちがある。でも、この状況下でそこまで近しいわけではない人を誘うのはけっこう難しい。金曜日に東京都のロードマップがステップ3に移行したとはいえ。

 

恋人が帰ってきて、ほぼ入れ替わりで私も散歩へ行く。4月ごろに母が「PITTA」というマスクを送ってくれていたことを思い出して、今日はそれをつけてみたのだけどものすごく快適。先日書いた水着素材のマスクよりも通気性がよく涼しい。つけ心地もソフトだし、これが最強かもしれない。ちなみに、ウレタン素材でできた類似品は色々あるのだが、それらは当たり外れがあるので「PITTAぽいもの」ではなく「PITTA」を買うのが良さそう。

色がライトグレーなのも良い。肌と明度のトーンが近いからか、一番服装を邪魔しない気がする。

 

駅前の本屋へ行き、気になっていた本を数冊購入。今月前半はちょっと読書が止まっていたのだけど、また活字欲が復活してきた。今は人間関係広めたい欲も高まっているし、音楽聴きたい欲とか散歩したい欲も実は高まっていて、軽い躁状態なのかもしれない。

1時間ほど散歩したあと帰宅。それからまた本を読んで、夕飯は二人で近所のカレー屋へ。レジのそばに「簡単なネパール語」という張り紙が貼ってあり、恋人はそれを見ながら「お水ください」「ありがとう」をネパール語で店員さんに伝えていた。私も「ありがとう」を覚えようと思っていたのにもう忘れてしまった。